【グルメ】一幸庵でわらびもちを予約したついでにあざぶ最中を食べ、初めての極上最中に口の中が情熱大陸した話

♪ 一幸庵の「幸」は幸せの「幸(こう)」~

 いや、♪なんぞつけましたが、特に歌があるわけではありません。でも鼻唄飛び出そうなくらい上機嫌になる和菓子です。

情熱大陸に出演、和菓子職人「水上力」

水上力(和菓子職人): 情熱大陸

今年のバレンタインは和菓子で勝負!?世界のパティシエが注目する67歳和菓子職人が作る究極の「愛のお菓子」とは…

 

母親が子どもに作るお菓子の中に和菓子はあるのか。恐らくその答えが、この男が抱く危機感の理由だ。「和菓子は日本人の生活のから消えようとしている。和菓子屋にできることはまだまだ沢山ある」と語り、黙々と工房で餡を練り続けるのが東京・小石川の和菓子屋「一幸庵」の水上力だ。
和食がユネスコの無形文化遺産に登録され日本食がブームとなる中で、水上の作る和菓子は、繊細かつ圧倒的な表現力を持つとして世界の美食家やパティシエから高い評価を受け、わざわざ教えを請いに来る海外パティシエも後を断たない。
中でも「他の菓子の追随を許さぬ美味と食感」と言われるのが名物の「わらびもち」だ。蕨の地下茎から3~4%しか採れないでんぷんを用いた特別な蕨粉を使用し、強火で練って練って練り倒す。最高の状態を覚える為に、これまでに何万回と同じ行程を繰り返し、長年の仕事で手のひらまでが「菓子を作りやすい形」に変形したと笑う。
そんな水上が、来るバレンタインデーに向けた新作の和菓子作りを始めた。万葉集の中から“愛の歌”を選び、その想いを和菓子で表現するという。番組では、色・味・形にこだわり抜いた饅頭をはじめ、新作和菓子作りに試行錯誤を繰り返す日々に密着。「目指す頂上まではまだ5合目」と語り、自らの職人人生と和菓子の未来をかけて新たに作り出した「究極の愛の和菓子」の誕生に迫る。

水上力
1948年東京生まれ。江戸菓子屋の四男として育つ。京都・名古屋で和菓子職人としての修行を積み1977年東京小石川に「一幸庵」を開店。妻の道子さんとはまるで「和菓子とお茶」のような切っても切れない仲睦まじさで、現在次女の夫が二代目職人として修行中。国内外での講演や、有名パティスリーメゾンとのコラボレーションなども積極的に行い和菓子を世界へと発信し続ける67歳。

 テレビ見てたら、近所に情熱大陸な人を発見。和菓子職人。めっちゃかっこよかったんですよ。特に、わらびもちを一心不乱にこねる姿。十分なご高齢かと思うのですが、それでも朝からわらびもちをこねる。

 

 そしたら、妻はなんとここのわらびもちを以前に食べたことがあるという。何気なしに食べたら、思いのほか美味しくて、くれた人を問いただしたらここのわらびもちだったと。もう今まで食べたわらびもちの中で一番おいしかったと。何それ超食べてみたい。

 ということで、妻のホワイトデーのお返しにもいいかなーと思い、(番組で紹介されてた和歌に重ねた生菓子ではなくw)わらびもちを手配したいと思って電話したら・・・一向につながらない。一幸庵に一向につながらない。

 

 情熱大陸効果もあるんだおろうなーと思い、しょうがないので日を改めて直接訪問することとしました。お伺い出来たのは、なんとホワイトデーの当日。日付守る気がない夫でごめん妻・・・。

 

 で、そこでお伺いするには・・・(店内写真撮影禁止)

 ・申し訳ないが電話はなかなか出られない。常にかかってきているので・・・

 ・わらびもちは予約出来るのは10日先になるが、大丈夫でしょうか。(←とにかく人気で、予約でどんどん埋まっていくそうな。もちろんOKしてお願いしました)

 ・季節の上生菓子は予約しないとお渡しできない日がほとんど。特にこれから春のお彼岸のシーズンなので、困難になる。

 ・お彼岸のシーズンの上生菓子は、おはぎ。桜餅はまだ未定、塩漬けの桜葉の入荷がわかれば予約出来るようになる。

 とのこと。うーむ、相当の繁盛店なのですね・・・。

 ちなみに食べログの点数もすごいことに。TOP500て。

 なので、わらびもちは次回の楽しみにして、今回は購入できた「あざぶ最中」と「栗ふくませ」を頂くことにしました。

 こだわりの名文。店主の和菓子への気持ちが伝わる・・・!

購入したのはあざぶ最中。こちら、最中の皮とあんが別々で包装されています。

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 へー、と何気なしに思うも、最近のハイカラなお土産でも皮と餡を別々に分けているのもあるので、和菓子でもそういうのあるんだなーくらいに思ってたら、同封されているカードを見ると・・

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うわあ・・・気迫感じる。思わず書き起こした。

 

「最中の皮には2種類あります。

 皮と餡をあらかじめ合わせておくことにより、最中としての風味が出せるもの。

 もう一種は、召し上がる直前に皮と餡を合わせ、歯触りと風味を楽しむ最中です。

 

 あざぶ最中は、後者の最中です。

 最中の皮は餡を合わせると直ちに水分を吸収し始め、そのパリッとした歯触りと焦がしの香ばしさの崩壊が始まります。

 皮と餡を合わせたら、決して数秒たりとも放置をしないで欲しいのです。

 至高の味を発揮するのは、河と餡をあわせたその一瞬なのです。

 この一瞬をお届けしたいのです。             一幸庵 亭主敬白」

 

 

・・・なんだこの真剣勝負・・・!!!

      勝負は数秒で決まるというのか・・・

         ・・・私も真剣に、頂きます!!!

                               (でも写真は撮る)

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f:id:watanabecook:20160320224606j:image餡を開封。

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なんか、デジカメのバッテリーを思い出したのは私だけでしょうか・・・。ずっしりと思い餡に期待が膨らむ・・・

 

 

そしてこれを・・・

 

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乗せた瞬間!勝負は数秒・・・!!!!

 

 

 

 

・・・パリパリの極地・・・!!

 

 

 

 

 いや、もうこんなに香ばしい最中の皮は初めてです。あなたそこで焼いてました?って感じの香ばしさ。餡も小豆の粒がしっかり残り、それでいてしっかりと舌触りがなめらか。黒糖でしょうか、この香ばしい最中の皮にマッチした力強い餡。

 こんなの手土産にもらったら、小躍りしちゃいますね。

(でも、どんなにおいしい最中でも、口の中に皮はくっつく。笑)

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いや、もうわかる。確かに皮と餡が一体化してる最中も美味しい。ただ、この食べる直前にくっつける最中は、客に最後のひと手間を任せることで、エンタメ性と味わいの両方を実現している、これぞ大人が極めた遊び。ああ美味しい。

 いやーこれはいいものを見つけてしまった。お世話になった人へのおもたせなんかにできたら最高ですね。

 

季節の菓子は、栗ふくませ 

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他にも、栗ふくませなる菓子があったので頂きました。
栗が丸々ひとつ入っておりおいしい。ここは白餡も美味しいですね~。 
 
 
 さて、肝心のわらびもちにはたどり着きませんでしたが、それは次回のお愉しみ!ということで、満足な和菓子体験でした。わらびもちへの夢が広がる・・・!
 
追記:わらびもちを食べた記事はこちらから↓