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【グルメ】一幸庵でわらびもちとおはぎを食べたら「(一幸庵の)和菓子以外和菓子じゃないの」となった話

別にタイトルに深い意味はないです。単なる一幸庵を愛でる記事です。

 
 さて、前回はわらびもちを予約できずにあざぶ最中を買って帰ったのですが、それが大当たり。小躍りするカタチとなりました。
 
 今回は、念願のわらびもちと、更に季節のお菓子であるおはぎを食べて舞い上がることとしました。舞い上がることは初めからわかっていた。
(わらびもちを店頭で予約する際に、何か季節の生菓子を頂けますか?とお尋ねしたら、この季節は4種類のおはぎがある、とのことでそちらを併せて予約しました。)
 

お店はすっかり春な感じ。

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 3月20日の祝日に訪問したので、店頭には日本国旗が。そして、夕方に訪問したのですが、当然すべての生菓子は完売。予約の人しか生菓子を販売できません、と書いてありました。
 我々は予約していたため、すんなりGET。ちなみに、先週のあざぶ最中をきっかけに、和菓子ブームが我が家に到来したため、この日は桜餅をさらに予約して帰りました。ええ、完全にハマっています(お値段が高いからハマると危険だ・・・!)
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持ち帰り袋。しかし「ANN by IKKO-AN」ってどういう意味だろう・・。

わらびもち。ああ溶けていくわらびもち

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外装。

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ああ~。前回もあざぶ最中でその思いを感じましたが、ここにも。

「  作るものから言えば

  お菓子は

  すぐに口にして

       ほしいのです。

 ”すぐに”・・・が無理ならば

 せめてその日のうちに           」

わかる!!私もすぐに食べたい!!!

とか思ってたら、もう一つ、声に出して読みたい日本語発見。

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「 わらびもち

 本蕨粉は山菜の蕨の地下茎から僅か三~四パーセントしか採取されない澱粉です 蕨餅は覚悟を決め一心不乱に強火で練って練って練り倒します すると独特の腰の強い餅が出来ます 舌触りは絶品です 腰が強くしかも手の透き間から零れ落ちそうに軟かに蕨餅に同じ軟らかさの濾餡を包み込み香り高い”黒須黄奈粉”を塗すと「わらびもち」の出来上がりです

 他のお菓子の追随を許さぬ美味と食感・野趣・俳味をお楽しみ下さい。

 お菓子調進所 一幸庵                     」  

 ・・・もう、そりゃ情熱大陸ですよ。私、あなたの練って練って練り倒す姿をみてここまで来たんだもの!俳味なんて言葉、あなたと出会わなかったら一生出会うことなかったんだもの!ともう乙女の心境です。

俳味・・・俳諧(はいかい)的な趣。洒脱(しゃだつ)・飄逸(ひょういつ)で庶民的な味わい。俳味とは - Weblio辞書 

さて、感慨深いお手紙を頂いたところで、さっさと食べましょう。

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こんな感じでひとつひとつ入っています。f:id:watanabecook:20160320224943j:image

お皿に乗せるだけでも緊張する。

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横から。

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前から。(しかし、わらびもちの前とか後ろとかってあるのかしら)

 動画でも。

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さて、実食。
 これ・・・本当にぷるぷるふわふわとろとろで、口の中でとろけ落ちていくんですよね。黒文字をわらびもちにつけた瞬間にわかるおいしさがある。食器を通じておいしさが伝わってきたのは初めてです。その最高の食感とともに流れるは、わらび粉のワイルドな緑の味となめらかなこし餡。黄な粉も香り高く・・・。
 ほんと、今まで食べてたわらびもちもわらびもちだったんでしょうけど、このわらびもちを食べると、私の中のわらびもちという和菓子のステージが数段上がりました。というか、和菓子全般のステージが上がった感じ。和菓子ってこんなにおいしいんだ!!という、素直な喜びを齢30にして初めて知る。
(ちなみに、1個380円するという事実には目を伏せてます。但しその価値十二分にあり)
 

おはぎも絶品・・・素材の味がしっかり残った見本のようなおはぎ 

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 おはぎも合わせて4種類購入しました。
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粒あん。
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こしあん。色がセピア色でうつくしい・・f:id:watanabecook:20160320224903j:image
黒ごま。f:id:watanabecook:20160320224859j:image
よりアップでみると・・・黒ごま以外にも色々入っているのがわかります。f:id:watanabecook:20160320224851j:image
黄な粉。f:id:watanabecook:20160320224841j:image
おはぎの小宇宙f:id:watanabecook:20160320224834j:image
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(写真撮ってて楽しくなってきた)
 
さて、実食。
 おはぎ・・・上品なあんこが絶品です。もち米は粒がしっかりと残ったもの。黄な粉も黒ごまも、ひとつひとつの素材が本当に香り匂いそのすべてがしっかり残っていて、素材の味がしーーーっかり伝わるんですよね。
 子どもに小豆の味ってどんな味?って言われた、ここの餡を食べさせたい。和菓子の素材の見本に、スタンダードになるべき味です。
(高くつきそう・・・!おはぎひとつ350円・・!)
 
 故郷のおはぎは、それはもうぼたもちと呼ばれるもので、もっと大きな大きなものを「おはぎ」として頂いていましたが、ここの「おはぎ」は立派な和菓子です。
 故郷の母さん。私は東京で、洗練されたおいしいものを味わいました・・!
 
 今回は以上です。ああ和菓子おいしい。和菓子好きになった。
(妻のホワイトデーじゃなかったの?という疑問は、胸にしまっております)